HSBCシンガポール「Everyday Global デビットカード」のATM利用

前回ご紹介したHSBCシンガポールの「Everyday Global デビットカード」ですが、今回は、実際のATMでの引き出しについて、ご紹介します。

今は、日本に滞在中ですので、今回は、イオン銀行のATMを利用して、JPY(日本円)を引き出すことにします。

 

f:id:hc3497312794:20211023065830j:plain

トップ画面の右下から、「International Cards」を選び、言語を選択、続いて6桁のPINを入力します。

ここで「Withdrawals(引き出し)」と「Balance Inquiries(残高照会)」を選ぶ画面に移りますが、引き出しの前にまずは残高照会をしてみます。

該当口座の種類を選ぶ画面で、「Saving account」を選択すると、残高が表示されました。

f:id:hc3497312794:20211023065900j:plain

ところが、ここで表示された金額は、Everyday Global AccountのJPYの口座残高ではなく、同口座のSGDの残高をJPY換算した金額でした。

「このまま引き出せば、JPY残高からではなく、SGD残高から引き出されるのでは?」との素朴な疑念がよぎります。

 

続けて、ATMの限度額である5万円を引き出し、口座の残高をアプリで確認してみたところ、ちゃんとJPYの口座から引き出されていました。

 

しかも、手数料らしきものは、一切控除されていません。

VISA(Plus)を介した海外発行カードの引き出し手数料は、多くのATMにおいて、

・1万円以下→110円/回

・1万円超 →220円/回

という理解でしたが、今回の取引では無料のようです。

 

HSBCシンガポールのHPによると、このカードは、「ジェイドおよびプレミアのホルダーは、世界中のすべてのATMで、HSBCとしては手数料を徴収しない、ただし、第三者の銀行が手数料を徴収する場合がある」と説明されています。

他のATMではどうかわかりませんので、他も試してみたいと思いますが、いずれにしても、引き出しに費用がかからなかったというのは、ありがたい話です。

 

しかし、ATMの前でごにょごにょとスマホをいじりながら、画面を撮影し現金を引き出す姿は、かなり怪しげで、通報されても文句は言えません・・