前回は、HSBC香港の「Mastercard® デビットカード」のPINについて、電話で設定する方法をご紹介しました。今回は、このカードを使って、ATMで引き出す方法をご紹介します。
今は、日本に滞在中ですので、今回は、セブン銀行のATMを利用して、JPY(日本円)を引き出すことにします。
なお、ATMでの引き出しを行う前に、デビットカード用の海外利用額の設定を行う必要があります。
ここでは、ネットバンキング上での設定方法をご紹介します。
1.海外利用額の設定
- トップ画面の「My banking」から、「Limits」内の「Overseas ATM withdrawal limit」をクリック
- 画面左側で「Mastercard debit card」を選択
- 該当のカードを選択し、「Continue」をクリック
- 「Start date」欄で開始日を選択
- 「End date」欄で終了日を選択(次の指示があるまでの場合は、「Until further notice」を選択)
- 「Daily withdrawal limit」欄で、限度額を設定(HKD 80,000が限度)
- 「Continue」をクリックすれば、設定完了
2.セブン銀行ATMからの引き出し
- カードを挿入すると、言語を選択する画面が表示されるので、お好みの言語を選択
- 「Withdrawal」を選択
- 口座選択の画面では、右下の「Skip」を選択 ※Savingを選択しても可
- 設定した6桁のPIN(パスワード)を入力
- 引き出したい金額を選択
- 金額に問題がなければ、「確認」を押し、引き出し完了
今回は、5万円を引き出しましたが、セブン銀行では、ICチップ付のカードの場合には、1回につき10万円まで引き出し可能なようです。
5万円は、日本円の口座から直接引き出されており、案内されているとおり、カードの引き出しに関する手数料はかかりませんでした(手数料無料は、PremierおよびJadeのホルダーのみ)。
HSBC香港もHSBCシンガポールも、口座にその通貨を保有していれば、現地通貨を手数料無料で引き出せるのは、素晴らしいことだと思います。