中国銀行(BOC)が、異なる国や銀行におけるATMからの引き出し手数料を2022年11月15日より、変更(値上げ)するとのことですので、ご紹介します。
以下の記事でもご紹介しているとおり、中国銀行(BOC)の人民元普通預金は、日本のATMから「引き出し額の0.5%(最低15元、最高50元)」という手数料で、日本円で引き出すことが可能でした。
これは、他の銀行と比べても、比較的割安な手数料水準であったと思います。
それが残念なことに、2022年11月15日より、「12元+引き出し額の1%(最高112元)」という手数料水準に変更されてしまうようです。
詳細は、以下をご参照ください。
これは、日本円で5万円(≒2,500元)を引き出す場合、従来であれば、15元(≒300円)の手数料で引き出せていたものが、37元(≒740円)が必要になるということです(※日本側ATMの手数料は未考慮)。
440円の差は、引き出しの回数が多くなると、それなりに大きな金額になってきます。
中国銀行(BOC)の人民元預金を日本のATMを使って引き出すことを検討されている方は、同じ引き出しを行うのであれば、少なくとも引き出し手数料の水準からは、11月15日より前に引き出しておいたほうが良さそうです。